この国では飴のことを「つぶ」と呼ぶ。それにしてもこれはなんと大きなつぶだろう。
鰹節と等身大で、いくら土地柄でもこんな愉快な飴を思いついたものと、おかしくも楽しくもなった。・・・・・小さな鎚を添えて叩いて割れというのである。かちんかちんと私も鰹節のからだを叩いて土佐の山河を偲んだ。
「かつをつぶ割れば輝き とぶ蜻蛉」
明治以来、当社にて発売いたしております「松魚つぶ」を味、形状をそのままに、食べやすいよう小さくしたものです。中に含まれているシナモン(四国地方特産)の味、香りには他に見られない独特のものです。
(製造販売:株式会社山西金陵堂、高知市大津乙1908-1)